消費者契約法によりお客様は保護されている

ネットショップでお客様に商品を販売するという事は、お店側とお客様で 商品の取引契約を結んだ事になります。

しかし 取引契約に対して 消費者(お客様)は、お店側より知識量も少なく不利な立場だといえます。

だから 消費者(お客様)は、消費者契約法という法律によって保護されているんです。


消費者契約法では、一定の条件で消費者(お客様)に取消権が与えられ 契約を無効にする事ができます。

一定の条件とは、お店側が商品について きちんと説明しておらず お客様が勘違いするような場合です。

消費者(お客様)が商品や契約内容が適切でなく間違えて認識して契約した場合 その契約を解除する事ができるという事なんですね。

だから 商品説明・規約などは、お客様に勘違いされないように きちんと解りやすくお客様に伝わるようにする事が大切なんです。


なぜなら お客様が勘違いするような内容であれば お客様がその取引契約を解除する事ができます。

と言うことは、お店側は、お客様に勘違いされるような商品説明や規約を掲載する事で 返品などのリスクが増え お店側が損をする可能性を増やしてしまうから お客様に解りやすい商品説明や規約にする事が大切なんですね。


そして 消費者(お客様)を不当に取り扱う契約は無効になります。

高額なキャンセル料や商品に問題があっても返品しないなど お店側の都合だけで考えられた規約などは、いくら規約などに掲載していても無効となるんですね。

お店側の事ばかり考えたネットショップの規約をつくっても無効になりますし、お客様の不信感にもつながりますので お客様の事を考えた きちんとしたネットショップの規約を作る事が大切です。

→ ネットショップの規約を考える


お店側の方は、当たり前だと思っている事も お客様は当たり前では無い場合もあります。

専門用語や解るからいいかなどや 勘違いするような言い回しをしてしますと お客様は勘違いしてしまうんです。

そうなれば お客様も面白くありませんし、契約を無効にする事で返品などをすれば お店もお客様も 両方とも無駄な時間や費用がかかります。


だから ネットショップを運営している方は、お客様が勘違いしないような商品説明や規約を掲載する事が大切なんです。

そうする事で お客様も不安無く ネットショッピングを楽しむ事も出来ますし、お店側も いらないトラブルを防止する事が出来るんですね。